徒然写真帳

山と里を歩き、自転車で巡ったこと、夏はアユ釣り時々ハゼ釣りのことを徒然なるままに書き綴ります。

永保寺のイチョウ

 私が朝の散歩で、よく訪れる永保寺には多治見市の文化財となっているイチョウの大木があります。

 このイチョウは他のイチョウより葉が色づくのが遅く12月になってようやく黄葉が見ごろとなりました。

 そして本日、雪の予報。

 これはイチョウの黄葉と雪がセットで見られる!と期待したのですが、多治見市の積雪は、ごく僅か。

 黄葉した葉に雪が積もることはありませんでした・・・

 昨日、強風が吹き多くの葉が落ちたとはいえ、見事に色づいたイチョウは見ごたえがありました。

 期待したほど雪はありませんでしたが檜皮葺の屋根に、うっすらと積もった雪と黄葉は美しかったです。

 ちなみに、このイチョウは雄木で実はつきませんのでギンナン拾いはできなくて残念というより、果肉の独特な香りが無くて有難いといったところかな?

 ちょっと話が逸れましたが、このイチョウの葉が落ちたら晩秋から初冬へと季節が変わるといったところか?

 でも雪降って寒くて初冬を通り越して厳冬期?なんて色々なことを考えながら写真を撮りました。

 

 

分布拡大したニホンカモシカ

 先日のこと、ニホンカモシカが竹林にいるのを見かけました。

 デイパックからカメラを取り出して写真を撮りました。

 写真を撮っているときには気にならなかったのですが改めて写真を見て違和感を感じました。

 何故、違和感を感じたかというと、私が学生の頃、ニホンカモシカはブナ帯に生息すると学びました。

 そのことが頭にあるのでブナ帯=冷温帯で見かけない竹林にニホンカモシカがいるはずが無いという感覚が何処かに残っています。

 ですから違和感を感じるのです。

 私より若い世代で野生動物について学んだ人は恐らく違和感を感じないことでしょう。

 何故ならニホンカモシカは分布を拡大させ冷温帯どころか中間温帯、それすら通り越して暖温帯にも住んでいて、今では名古屋市にも生息する動物になっています。

 ですから竹林の中にニホンカモシカがいることは、なんら不思議では無いのです。

 でも、若いころに学んだことは身に染みていて違和感を感じてしまうのです。

 話が逸れますが、ニホンカモシカと同じで分布を拡大させたツキノワグマ

 今年は人の生活圏に数多くのツキノワグマが出没して社会問題化しています。

 その要因の一つにブナの凶作があります。

 分布が拡大したツキノワグマは、今やブナが自生していないところにも沢山生きています。

 ですからブナの凶作は一つの原因でしかなく、生息しているところの環境を一つ、一つ検証する必要があるのです。

 分布が拡大することは良いことである一方で今までの知見だけでは説明できない事象が沢山起きることなります。

 野生動物の分布拡大による問題は分布する範囲が広いほど複雑化するだろうと私は思っています。

 

寂光院の紅葉と継鹿尾山

 11月最後の日。

 午前中に時間がとれたので尾張の紅葉の名所である寂光院に行こう!

 車で行くと渋滞するから自転車で。

 でも寂光院だけでは面白くないので、裏山の継鹿尾山に登ってきました。

 さて寂光院までは普通に行っては面白くないので木曽川サイクリングロードを辿り行こうと出かけ、木曽川堤に到着したころに日の出を迎えました。

 

138タワーから木曽川沿いを走ったのですが南派川から霧が沸き立ち幻想的な雰囲気の中、寒さに耐えて走りました。

 

 道中の扶桑緑地の、私の好きな大きなエノキがあるところ。

 色づいたエノキの葉が落ちだして、落葉が道を覆っていました

 

 大平林道の入口に自転車を止め寂光院に立ち入ったところイロハモミジが見事に紅色に染まっていました。

 

 急な参道を登ります。

 この石段を登るのが大変な人のためにケーブルカーが敷設されています。

 「ザックや三脚を持った人の乗車はお遠慮してください」とのことですので、ザックを背負った私は乗れません・・・

 というか、この石段の雰囲気が好きなので乗れても乗りませんが、正解です

 寂光院の本堂で参拝。

 ここに継鹿尾山と書かれた看板があるので山全体が寂光院ということなのかな?

 そうであればタイトルを「寂光院の紅葉」だけでもいいかな?なんてことを考えています。

 境内では、皆さんのスタイルで紅葉を楽しまれていました。

 良い雰囲気名だな~、何かよい言葉で様子を書き綴りたいが思いつかない・・

 でも、「なんかいい」です。

 

寂光院の境内を越え継鹿尾山の山頂までの間、数多くの石仏や鳥居があります。

何度も通った道ですが、何度登っても新鮮さを感じます。

継鹿尾山の山頂から見る濃尾平野

継鹿尾山から大平林道まで一気に下りてからは、紅葉の盛りを少し過ぎた紅葉を楽しみながらゆったりと歩きました。

継鹿尾山から下り、再び自転車に乗り犬山城のところまでやってきて、時計を見ると時間が無い・・

昼からの用事に間に合わないと思い、ここから珍しく自転車を飛ばして帰宅しました。

やっと大根になった!!

 我が家の庭の、わずかばかりのスペースで野菜づくりを楽しんでいます。

 色々な種類の野菜を楽しんでいるなかの内、大根は何故かうまく作ることができず、大根では無く小根になってしまっていました・・・

 今年は日照のよいところに播種をしてみたら見事に大きくなりました。

 形は悪いですが、ちゃんと大根のサイズとなりました。

 ですが間引きを忘れた大根は、例年どおり小根になりました・・・

 でも、あと3本ほど庭に残っていますが、大根になっています。

 いや~嬉しいですね。

 

永保寺の紅葉

 このところ、出勤前に永保寺に出かけ紅葉を楽しんでいます。

 若いころは、永保寺のような作られた場所の紅葉なんて!と思っていました。

 自然が一番!と思っていて庭園に植えられた木の黄葉なんて面白くないと思っていたのです。

 今はというと、そんなことは思っておらず楽しめます。

 訪れる時間も朝の良い時間に歩いているので美しく見えるし、日々色づく様子、天気によって変化する見え方を楽しみました。

 先日、知人と歩いた時に、京都のお寺だと人が多すぎて楽しめないけど、ここは京都のお寺に勝るとも劣らないところであるにも関わらず、人が少なく楽しめるのが良いと言われたのが、とても印象に残りました。

 あと少しは楽しめそうなので来週も足蹴く永保寺に訪れようと思います。

 

 

永保寺の紅葉の写真です

 

 












キハダの果実

 先日サイクリング中にキハダの果実を見かけました。

 橋の上から見下ろせるところにあったので自転車を止めて写真を撮りました。

 ミカン科の落葉樹であるキハダの果実は美味しいかも?とミカン科と知った時は思い、いつか採取して食べようと思っていました。

 そんな折、キハダの苗を作ろうと思い種子採取をして果肉を取り除こうとタマネギネットに果実をいれ一晩浸水したのちに、タマネギネットにいれたまま果肉を取り除くために揉んでみたところ、独特の香りと油脂分が多く手にまとわりついた印象が悪く、食べるという発想が私の中から消失していました。

 そんな私がキハダの果実のことについてブログの記事にしようとネットで調べてみたら、食用の記事がでてきます。

 これは、今度試してみなければと思い始めたのですが、種子をとるときの作業を思い出すと・・・・

 ちょっと食べる気に、どうしてもなりません。

 本当に美味しいのだろうか疑心暗鬼になっています。

 

果実の写真

果実の写真2

ついでに花の写真

 

 果実のことを書きましたが、キハダといえば内皮を乾燥させたものが黄檗という生薬になることが、あまりにも有名です。

 ちなみに内皮が黄色いことが名の由来でキハダという説が名の由来としては有力で、この黄色が薬用成分であるベルベリンの色なのです。

 薬効は主に内用で苦味健胃薬に、外用で打ち身捻挫の炎症抑え、いわゆる湿布利用されます。

 薬用生物についてのキハダは漢方利用されると書かれたものが多いですが、私の印象では御嶽百草、陀羅尼助や下呂膏といった、国内の伝承薬に使われているといった印象です。

 これは黄檗を煮詰めると黒いペースト状になったものを固めたものが、百の効果があるほど効くことから百草と言われていて、先に書いた3つの伝承薬は内用、外用の違いはありますが、みな百草の黒ということで共通しています。

 薬の利用では何の意味もありませんが、個人的には面白いな~と思っています。

 ちょっと話がそれましたが、薬用される内皮は、土用の頃に採取します。

 なぜかというと、この季節だと、外皮と容易に分離できからです。

 

 いつものことですが、前半はタイトルどおりのことを書いていますが後半は・・・

 果実の話ではないですね 

 

2025年ハゼ釣り総括

 昨年、試しにやってみて面白かったハゼ釣り。

 だから続けてやりたい!と思い今年も釣りに出かけました。

 といってもアユ釣りや、山登り、サイクリングに出かけられず半日だけ時間があるときに限ってですが・・・

 ハゼ釣りの何が楽しいのかと聞かれれば間違いなく私は「数が釣れる」と答えています。

 それに加え、食べて美味しい。

 その2点につきます。

 そもそもハゼ釣りを始めようと思ったきっかけは我が家の御節料理にハゼの甘露煮を復活させることでしたので、食べるというのはかかせません。

 そんな、2年目のハゼ釣りを総括すると「仕掛け」の工夫です。

 夏に釣りをしたときに数が釣れるのですが、当たりが分からず針を飲まれることが多く訳も分からず釣れている。

 といったところで、誰でも分かる引っ手繰られるような当たりしか分からないのです。

 そこで考えたのがオモリを軽くするということで、昨年は中通しオモリの1号を使っていたのは0.5号に変更したのですが、状況は変わらない。

 そんな時に、YouTubeでハゼ釣りの動画を載せている方に出会った時に2Bのオモリを使うと、餌の動きが自然であるし、小さな当たりも分かると聞きました。

 善は急げということで、早速2Bのオモリの仕掛けを作らないと、帰宅後2Bのオモリ用の仕掛けを作りだしました。

 その時に、ふとスイベルも使わなくていいのじゃない?と思い道糸の先に結びコブを作りハリスをチチワ止めで結束するシンプルな仕掛けとしました。

 そして前回の釣りで使ってみたら当たりが本当によく分かる。

 これはいいけど、底をとれているかどうかよくわからない・・・・という問題が。

 その答えを知りたいと思ったので今年、もう一回釣りに行きたいと思ったのが本日の納竿釣行でした。

 幸いなことに、今日の釣りの後半戦は潮が引き、仕掛の動きがよく見えたし、ハゼが食いつく瞬間も見れたりして竿を操作の参考となる出来事が数回ありました。

 でも、ハゼって本当に勢いよく餌にくいついてくるな~と感心しました。

 ただ、当たりが分かるようになって一つ問題が。。。針を飲まれる回数は激減したのですが今度はバラシが多数・・・

 来年は的確な合わせをいれてバラシの数を減らさないと。

 バラシを減らせれば目の前でハゼばポチャリと水の中に落ちる悲劇が減るのです。

 あと、くどいですが仕掛けの改善。

 それは針の結束。

 ハゼ釣りは底を釣るので根掛かりすることが避けられません。

 そのため数多くの針を失いますのでハリスを結んでおいた針が無くなってしまうことが。。。

 針結器を持っているので、機械を持っていけば現地で外掛け結びができるのですが、もっと容易な結び方はないかと思い工夫をした結果を、本日実釣で試したら問題なく釣れました。

 どんな結び方かというとパロマーノットで結束後、ハーフヒッチ4回かける結び方です。

 本当に簡単にできて不器用な私でも作れます。

 といった具合で、今年のハゼ釣りは「仕掛けづくりの工夫」、これにつきます。

 

パロマーノット、ハーフヒッチ4回

 

耳のところに滑らせ固定

 

余分な糸をカットして結束完了

 

ハリスの長さ5cm。先にはチチワ止めがでいるようチチワを作って完成